プロスペクト

今後のチームの命運を握る高卒2年目コンビの現在地

IMG_6863

高卒2年目


​​​打線が低迷する中で今季支配下登録野手の中で一軍を経験していないのは3選手のみです。
引退を発表した岡田雅利選手は膝の手術の影響ですが、高卒2年目の古川雄大選手、野田海人選手はファームで経験を積んでいます。

昨年は身体作り中心で二軍出場は1試合のみに終わった古川選手ですが、今季はここまで31試合に出場して公式戦初本塁打も記録しています。
ただし三軍では打率2割台前半と安定した成績は残せておらず、盗塁は増えてきたものの本塁打はまだ少ない点も気になるところです。

もともと身体能力抜群ながらも熊代聖人コーチも時間がかかると評していました。
古川選手自身も今季は守備は上達したものの打撃はまだまだとコメントしています。
将来的にはトリプルスリーを狙っているだけに来季は二軍に定着できるよう、残りシーズンからキャンプにかけて打撃の確実性を高めた上でパワーを発揮できるようになって欲しいです。

野田選手も二軍で出場機会を得つつも三軍が主戦場となっています。
三軍ではシーズン途中までは3割を超えていたものの疲労からか打率は下降傾向にあり更に長打がほとんど打てていないのは気がかりです。

また三軍戦が多いため捕手としてのプレーはあまり見られていません。
ただし故障者が続出したチーム事情の中で内野での出場も増えており、実戦経験を積めている一方で捕手としての成長への影響が気になるところです。

一軍では古賀悠斗選手が正捕手の座を掴みつつありますが数年後には野田選手も正捕手争いに加われるよう攻守でレベルアップを図って欲しいです。

それぞれ2022年ドラフト2位、3位で指名され球団の期待も高いと思いますし、今後一軍の主力に成長できるかがチームの命運を大きく左右すると思います。
それだけにまずは来季は二軍で結果を残せるよう残りのシーズンで飛躍のきっかけを掴んで欲しいです。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑ポチッとして頂けると嬉しいです


打てる捕手として着実に成長している将来の正捕手候補・野田選手

IMG_6663

2年目捕手


​​​2年目の野田海人選手が打撃面で着実に成長しています。

三軍では20試合以上に出場し打率3割以上を記録しています。
二軍ではまだ8試合の出場に留まっていますが打率.250を記録しており、スケール感が大きいものの課題も多い同期の古川雄大選手に比べるとプロに適応できている印象です。

一方で今季はまだ本塁打を放っていないなど長打があまり出ておらず、四球も少なめなのは課題でしょうか。
ただし昨年は早々に本塁打を放っていたためまずは確実性を高めているのかもしれません。

ライオンズ捕手陣は正捕手の古賀悠斗選手に加え、古市尊選手、牧野翔矢選手など楽しみな若手が控えています。
その中で野田選手には強打の打てる捕手としての期待が高まります。

とは言え高卒2年目のためリード面やスローイングなどを含めまだ課題はあると思います。
今後実戦を重ねて成長し2、3年後には一軍の捕手争いに加わってくれる事を期待しています。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑ポチッとして頂けると嬉しいです


二軍で結果を残しつつある金子功児選手!将来的なレギュラー候補としての育成に期待

IMG_6408

育成ルーキー


​​​育成ルーキーの金子功児選手が二軍で結果を残しつつあります。

埼玉武蔵ヒートベアーズから育成ドラフト4位で入団した今季は新人合同自主トレでの故障で出遅れます。
それでも三軍デビュー戦で代打タイムリーを放つなど上々のデビューを飾りました。

その後も三軍で奮闘していましたが疲労も出てきたのか徐々に成績が下降気味となり打率は2割3分台まで落ち込みます。
それでも故障者が増えた影響もあり二軍での出場機会を増やすと最初は苦戦していたものの徐々に適応し始めています。

現時点で二軍での打率は3割を超えており更に長打もある程度打てているのが魅力です。
更に49打数で三振は僅か3個のみという少なさが突出しています。
一方で四球も1個のみとなっており早打ち傾向であったり、粘れずに凡退したりという部分もあるのかもしれません。

二軍で好成績を残している事もあり低迷する打線の起爆剤として支配下登録される可能性もあり得るかもしれません。
ただしまだ二軍での出場数も少なく四球が少ないなどの課題もあるためまずはファームでじっくりと鍛えるのではと思います。

現在のチームでは源田壮亮選手、外崎修汰選手に続く二遊間のレギュラー候補としては滝澤夏央選手以外の名前がなかなか挙がらない状況なだけに金子功児選手への期待が高まります。
年齢的には大学3年生と同じ年という事でまだ若いだけにまずは走攻守で更なるレベルアップを図り、将来のレギュラー争いに加わってくれる事を期待したいです。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑ポチッとして頂けると嬉しいです


三振を量産も圧倒的なパワーも見せつけるロマンの塊ガルシア選手

IMG_6275

育成外国人選手


​​​今季から加入した育成のガルシア選手は開幕を二軍で迎えました。
しかし15試合で打率.218、1本塁打と低迷し更に55打数で24三振を喫するという打撃の粗さもあり4月末からは三軍戦に出場しています。

三軍でも6試合に出場し27打数のうちほぼ半数の13三振を喫しています。
一歩で打率は3割を超えており9安打のうち二塁打2本、本塁打3本と半数以上で長打を放っています。

出場試合数が少ないため打率が高いのは一過性かもしれません。
それでも独立リーグやクラブチーム相手では三振はしながらも甘い弾はしっかり捉えられているのは好材料だと思います。
何よりもバットに当てる事ができれば遠くに飛ばす事のできる圧倒的なパワーはやはり大きな魅力です。

もちろん三軍でも三振が非常に多いため一軍でも通用するレベルになるためには時間がかかりそうです。
それでも球団としては長期的なスパンの育成を計画しており少しずつ確実性を高めていければと思います。


ガルシア選手はスイッチヒッターという事で黄金期を支えたデストラーデ選手のように左右両打席から本塁打を量産できるような選手に成長して欲しいところです。
そのためにもまずは三軍で圧倒的な成績を残した上で、今季中には再び二軍での出場機会を増やした上である程度の結果を残せるようになって欲しいです。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑ポチッとして頂けると嬉しいです


三軍でスケール感の大きさを発揮し始めた成田投手

IMG_6215

高卒ルーキー


​​​9日の三軍戦で成田晴風投手が三者連続三振を奪う快投を見せました。
身体作り等を中心に行なっているためかここまで3試合3イニングのみですが許したランナーは四球による1人のみで無失点に抑えています。

高卒ルーキーながらも9日の試合でストレートは最速153km/hを記録し、更にキレのある変化球でも空振りを奪っていました。
ドラフト時点ではネット上の有識者などは下位指名想定という評価が多かったですが、その中でライオンズが4位で指名したのも頷ける投球内容でした。

ただし三振は奪いつつも高めに外れた速球や低めに外れた変化球を打者が振ってくれたという側面もあったため制球面にはまだ課題が残るかもしれません。
それでも逆に言えば打者が手を出してしまうほどキレのあるボールなのだと思います。

今後身体ができてくれば更に球速や変化球の精度も増してくると思います。
既に先発を経験している杉山遥希投手に対して1イニングのみの登板が続いているため当面はリリーフで育成するのか徐々にイニング数を伸ばして先発として育成するのかはまだ分かりませんが、このままスケール感大きく成長して近い将来には一軍の打者を力でねじ伏せられるような投手となって欲しいです。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑ポチッとして頂けると嬉しいです


スポンサードサイト
Twitter
ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
カテゴリー
お問い合わせ
PVアクセスランキング にほんブログ村