プロスペクト

トリプルスリーも狙えるルーキー古川選手はファームでじっくり育成中

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高卒ルーキー


​​​ドラフト2位ルーキーで抜群の身体能力を誇る古川雄大選手は期待されながらも今年は二軍でも1試合の出場に終わりました。
それでも三軍で試合に出場しながら身体作りを行い体重も増加した事でプロ仕様の身体が出来つつあるようです。

熊代聖人コーチによると守備面は素人かと思うレベルで走塁面も癖があるなど改善点は多そうです。
これは県立高校出身のため私立高校に比べるとトレーニングや指導面が不足していた部分もあったのかもしれません。

現在は消化不良にならないようバランスを取りながら指導を行い少しずつ課題克服に取り組んでいるようです。
そのため熊代コーチは一軍で活躍するためには4〜5年かかる可能性を示唆しています。

一方でフィジカル面の高さは疑う余地もなく将来的には黄金期を支えた秋山幸二氏クラスの選手になれると太鼓判を押しています。
古川選手自身もトリプルスリーを目標に掲げており目指すべき将来像は一致していますし、ここ数年の課題である外野の穴を埋められる選手だと思います。

ファンとしても期待が高まりますがまだ荒削りなため長い目で見た方が良さそうです。
それでも打球の飛距離が伸びた事を実感できるなどこの1年で着実に成長をしているようですのでまずはフェニックスリーグで結果を残し、来季はシーズンを通して二軍で実戦経験を積んで欲しいところです。


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将来の中軸候補としてまずは打撃の確実性を高めたい野村選手

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育成ルーキー


​​昨年のドラフトで育成1位指名で入団した野村和輝選手ですがルーキーイヤーは三軍での出場が主となり二軍では4試合の出場で14打数1安打に終わりました。
三軍でも安定した結果を残せず2本塁打に留まっています。

守備面ではサードやファーストだけでなくセカンドを守る事もありました。
選手不足というチーム事情によるところが大きいと思いますが出場機会を増やしたり守備での俊敏性を高めたりする上では良い経験になったのではと思います。

野村選手は担当スカウトが日本人離れと評したパワーが持ち味で逆方向にも長打を打てるのが魅力です。
一方で昨年は独立リーグでも55試合で2本塁打のみとなっておりまだまだパワーを活かしきれていない印象です。

ただし独立出身とは言え年齢的には高卒2年目の年代となります。
同学年のドラフト上位指名野手もまだ一軍では結果を残していないだけにまだまだ成長段階の選手です。

現在は三軍調整を行なっていた山川穂高選手からアドバイスを受けて打撃改造に取り組んでおり力が伝わるようになってきたと手応えを感じているようです。
まずは9日から始まるフェニックスリーグで打撃向上のきっかけを掴んで来季の飛躍に繋げて欲しいところです。


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退任の内海コーチが期待の投手として名前を挙げた選手は?

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期待の投手


​​今季限りでの退団が発表された内海哲也コーチが6日でライオンズでの指導を終えました。

内海コーチはライオンズで結果を残せなくても暖かい応援を貰えた事、更に新しいチャレンジをできた事に感謝の気持ちを述べました。
ファンとしても若手投手に多くを残してくれた事に感謝の気持ちで一杯ですし、退団は残念ですが新天地での活躍を祈念したいです。

そしてライオンズの若手で期待のかかる投手として菅井信也投手の名前を挙げました。
自身と投げ方が少し似ているため思い入れもあるようです。

菅井投手は今季二軍で15試合に登板して4勝を挙げ防御率は3.12と成長を見せました。
また球速は140キロ台ながらも66回1/3を投げて54奪三振とある程度三振を奪えるのも魅力です。
内海コーチに現役時代も決して速球派ではないながらも最多奪三振のタイトルを獲得した事もあるためその点も近さを感じているのかもしれません。

内海コーチ菅井投手に対してアドバイスした事が幹の部分ではなくても1つのポイントとなって成長してくれれば嬉しいとコメントしました。
ファームで結果を残した菅井投手ですが更に上のレベルを抑える事を考えると制球面やボールのキレなどにまだ課題があるのも事実です。

それでもあと少しのきっかけがあれば今年の豆田泰志投手のように一気に飛躍する可能性があるだけに、今後のフェニックスリーグやキャンプで課題克服に努めて来季は内海コーチの期待に応えるようなピッチングを披露して支配下登録を勝ち取ってほしいです。


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ファームで順調に成長を見せている高卒2年目投手たち

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高卒2年目


​​今季は隅田知一郎投手はローテーション投手、佐藤隼輔投手はリリーフ左腕、古賀悠斗選手は主戦捕手と大卒2年目の選手達が大きく飛躍し一軍の主力として活躍しました。
そして二軍では高卒2年目の投手達も順調に成長しています。

昨年はほとんど実戦登板のなかった羽田慎之介投手は150キロ台のストレートを連発し先輩選手達が口を揃えて凄い球を投げると評価している素質の片鱗を見せました。
課題の制球面はまだ不安定ながらも被打率は低くあまりヒットを打たれていません。
ただし離脱が長引き二軍では8試合の登板に留まっているだけにまずは更に実戦経験を積む必要がありそうです。

黒田将矢投手は先発として経験を積みある程度試合を作れるようになってきました。
また昨年と比べると球速もアップしてきており本格派右腕として期待がかかります。
やはり制球面の不安も残りますが一軍の状況次第では今季中のデビューもあり得るかもしれません。

菅井信也投手は育成ながらも後半戦は二軍のローテーションに定着し、防御率2点台で4勝を挙げるなど安定したピッチングが増えています。
球速以上に威力があるのかある程度三振も奪えており内海哲也コーチも本格派左腕と評しています。
今年の豆田泰志投手のようにあと少しのきっかけを掴めれば来季中の支配下登録もあり得るかもしれません。

このまま順調にいけば3投手共に近い将来には一軍の主力になれるのではと期待しています。
ただし入団以来故障などで離脱する事も多かっただけにまずは怪我なく1年間投げられるだけの身体を作り上げて欲しいところです。


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順調に成長している菅井投手の魅力と課題

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育成左腕


​​4日のイースタンリーグでは菅井信也投手が6回1失点の好投を見せました。
今季は二軍で7試合に登板して防御率3.70と高卒2年目の育成投手としてはまずまずの結果を残しているのではと思います。

菅井投手は三振を奪えるのが魅力です。
ここまで24回1/3を投げて23奪三振とイニング数に近い三振を奪っています。
また被安打は19本とそれほど多くはないため二軍レベルの打者もある程度抑え込めています。

一方で今季も15四球を与えるなど入団時からの課題である制球面は改善が必要そうです。
ただしボールが荒れているが故に抑えられている部分もあると思いますので、小さくまとまる事なく最低限の制球力を身につけていく必要があります。

もちろん球威面や変化球の精度などまだまだ伸ばすべき点もあると思います。
ただし貴重な左腕としてここまでは順調に成長していると思いますので同級生の羽田慎之介投手、黒田将矢投手と切磋琢磨しながらレベルアップを図りまずは支配下登録を勝ち取りたいところです。


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ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
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