プロスペクト

身体能力の高さを活かしてスケール感大きく成長して欲しいモンテル選手

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育成外野手


​育成指名で入団したモンテル選手は開幕当初は三軍での出場が主でしたが徐々にイースタンリーグでの出場を増やしています。

13試合29打数8安打0本塁打0打点1盗塁 打率.276 OPS.610

打数は少ないものの打率2割7分台と想像していた以上に数字を残せています。
ただし長打は二塁打が1本のみと単打での出塁がほとんどです。
また現状はまだ四球を選べていませんがこれは積極的に打ちにいっているためかもしれません。

一方で武器である走塁面では1盗塁に対して失敗は2個とまだアピールできていません。
これは投手のクイックや捕手の肩などが独立リーグよりもレベルが高いためではと思います。

とは言え昨年途中に投手から野手に転向した事を考えると現時点では順調に成長していると思います。
身体能力は高いため今後は本塁打は量産できなくても野手の間を強い打球で抜いて二塁打や三塁打を量産できるようなアグレッシブなプレーが魅力の選手に成長してくれる事を期待しています。

モンテル選手は昨年初めて実施された入団テストを経て指名されました。
実技以外にも様々な指標を測定する球界でも特殊な形式だったためモンテル選手が今後どのような成長曲線を描くかが今後の入団テストの方針にも影響するかと思いますので、まずは支配下を勝ち取りレギュラー争いに加われるような選手になって欲しいです。


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打撃面で著しい成長を見せている古市選手

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育成捕手


古市尊選手はルーキーイヤーの昨年は故障もありファームでも15試合の出場に留まり打率.179と打撃面で苦戦していました。

しかし今季は開幕からファームで主戦捕手を務めると打撃でも好成績を収めています。
10試合28打数11安打0本塁打2打点 打率.393 OPS985

本塁打はゼロですが二塁打、三塁打も1本ずつ記録するなど長打も出ています。
もちろん今後試合出場が増えると成績が落ちてくる可能性もありますが、ファームだけでなくオープン戦でも二塁打を放っており打撃面は確実に成長していると思います。

またファームでは既に2盗塁を決めているなど走塁面も魅力です。
一方で入団時の売りだった強肩などの守備面ではまだアピールできておらずまだまだ改善すべき課題は多そうです。

ファームでは中熊大智選手、齊藤誠人選手などの第三捕手候補よりも優先して起用されておりこのまま結果を残し続ければ支配下登録への期待も高まります。
ただし現状の一軍の捕手陣は柘植世那選手、古賀悠斗選手の併用で結果を残せており支配下登録されても第三捕手の出場機会は限られるという懸念はあります。

そのため今季まずはファームで実戦経験を積んで攻守で更なるレベルアップを図り、第三捕手ではなく一気に正捕手争いに加われるような選手に成長してくれる事を期待しています。


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今季中の一軍デビューの期待もかかる黒田投手

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A班デビュー


2年目の黒田将矢投手が実戦で好投を続けています。

昨年はドラフト5位入団の高卒ルーキーながらも早い段階から練習試合等での実戦登板を果たしました。
投手陣に離脱者が続出しファームの投手が不足した時期には打ち込まれながらも続投した試合もありましたが酷使という程ではなく様々な経験を積めたのではと思います。

今季は実戦初登板となったB班練習試合では3回を無失点に抑える好投を見せました。
更にA班の練習試合に登板すると2三振を奪うなど1回を三者凡退に抑える快投を見せました。

昨年よりも身体が大きくなった影響か球速はこの時期で既に150km/hを記録しています。
更に球筋も良くA班でも見逃し三振を奪うなどコースに決まれば簡単に打てないと思います。
変化球の精度等が課題かもしれませんがフォークは大きな武器になるそうで三振を奪えるピッチャーとなりそうです。

昨年から大きく成長しており今季はまずはファームで実戦経験を重ねると思います。
球団としては先発として期待していそうですがリリーフとして短いイニングを投げても面白い存在になるかもしれません。

アピール次第では今季中の一軍デビューも十分にあり得ると思いますので、まずはファームで結果を残し続けたいところです。


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課題の制球難を克服し1軍昇格を狙う赤上投手

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支配下登録


赤上優人投手は東北公益文科大から2020年育成ドラフト1位で入団しました。

球威のあるストレートが魅力の一方で大学4年間で162イニングを投げて101四死球を与えるなど制球難が課題でした。
ルーキーイヤーの昨年もファームで11回1/3を投げて14四死球を与えています。

今季も開幕当初は制球面の不安を覗かせていました。
しかし先発起用されるようになってから制球面が安定するようになり、現時点でファームでは48回2/3を投げて23四死球と少なくはないものの大きく改善しています。
一方で44三振を奪えているのは大きな魅力です。

ファームでの活躍もあり7月には支配下登録を勝ち取りました。
現在の1軍投手陣は安定しているため当面はファーム調整が続くと思いますが結果を残し続ければ1軍昇格も見えてきます。

将来的に先発とリリーフどちらでの起用になるかは分かりませんが同学年の水上由伸投手と共に長く主力として活躍できるようなスケール感の大きい投手に成長して欲しいです。


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羽田慎之介投手:ベールを脱いだ和製ランディジョンソン

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ドラフト4位


羽田慎之介投手は八王子学園八王子高校から2021年ドラフト4位で入団しました。
なおライオンズジュニア出身の初のプロ野球選手です。

191cmの長身からスリークォーターで速球を投げ込むサウスポーで和製ランディ・ジョンソンとも呼ばれています。
過去には他球団でも同じ異名を持つ選手達はいたものの長身サウスポーの育成の難しさからか主力となった投手は出てきていません。

しかし羽田投手は6月にファームで実践デビューを果たすと2試合連続で三者凡退に抑える上々のデビューを飾りました。
制球はアバウトながらも最速151km/hを記録するなどまさにランディ・ジョンソンを彷彿とさせるピッチングでした。

ここから実戦を重ねていく事を期待した矢先に新型コロナで離脱となってしまいました。
焦りなどもあるかもしれませんがまだ線が細く怪我のリスクもあるだけにじっくりとフィジカル面の強化などに取り組んでいければ良いかと思います。

高3は肘の故障でまともに投げる事ができていなかったため評価を落としてしまいましたが、故障が無ければライオンズは獲得できていなかったかもしれません。
底知れぬスケール感を感じる投手なだけに多少時間はかかるかもしれませんが将来的には相手を圧倒するようなエース級の投手に成長して欲しいです。


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ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
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