プロスペクト

打撃の成長著しい綱島龍生選手


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経歴


綱島龍生選手は新潟の糸魚川白嶺高校から2017年ドラフト6位で入団しました。
高校時代は甲子園出場は無かったものの強肩と瞬足が評価されており視察に訪れたライオンズスカウトを一目で魅了したようです。
同校からは3人目のプロ入り選手となり、OBには巨人や西武の前身である太平洋クラブライオンズなどでプレーした関本四十四投手がいるようです。

ファーム打撃成績


プロ入り後は打撃で苦しみましたが2020年シーズンの後半からはスイングに力強さが増して成績が向上してきました。
プロ初ホームランを記録するなどパワーがついてきたと同時に、今年は現時点で打率が3割を超えるなど確実性も増してきています。

また1年目から三塁打が多いのも特徴的だと思います。
このまま順調に成長してくれれば脚を活かして二塁打、三塁打を量産する中距離打者として活躍してくれるのではと期待しています。

四球が少なく出塁率が低いのは課題ですが、その点も今シーズンは改善の兆しも見られるため更にボールの見極めも向上させていきたいところです。

打 率 安 打 二塁打 三塁打 本塁打 打 点 盗 塁 四死球 三 振 長打率 出塁率
2018 .238 24 0 4 0 8 3 7 33 .317 .287
2019 .217 43 3 5 0 13 4 15 42 .283 .272
2020 .261 35 9 3 2 15 2 7 34 .418 .298
2021 .310 31 3 5 2 13 2 13 25 .500 .389
※2021年成績は5/31現在

課題


打撃面の成長は著しい綱島選手ですが守備面ではまだ課題が残ります。
今シーズンはファームで32試合で守備について5失策を記録していますが、それほど難しくない打球でミスしている印象があります。

辻監督は守備面も重視しているだけにまずは実践を通して1軍の標準レベルの守備力を身につけて欲しいところです。

今年は1軍でのスタメン出場が増えている山田遥楓選手も以前は守備はあまり得意でなくファームで多くのエラーを記録していました。
しかし今年は好守を連発しており守備指標もトップクラスに位置していますので、綱島選手も将来的には守備の名手と呼ばれるような選手に成長して欲しいです。


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鈴木将平選手への期待と課題


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経歴


鈴木将平選手は静岡高校から2016年ドラフト4位で入団しました。
甲子園やU18で活躍した有望な外野手だったため、球団としてもまさか4位で獲得できるとはというコメントを残していました。

プロ入り後は1年目から期待に応えファームで101試合に出場して打率.280、チームトップの15盗塁という好成績を残します。
そして2年目は打率を落としたもののイースタンリーグの盗塁王を獲得、3年目はファームで打率3割を記録して1軍初出場、初安打を記録と順調にステップアップしています。

打撃面の課題


入団4年目となる2020年は開幕1軍入りを果たすと金子侑司選手の不調などで1番センターでスタメン出場するようになり、プロ初ホームランを記録しています。
しかし徐々に調子を落としスタメンから外れる機会が増えてきたと同時に足首の故障も重なって登録抹消となり、以降は1軍昇格を果たせずにシーズンを終えました。

鈴木選手自身が千賀投手との対戦で調子を崩したと語っているように、打撃面では1軍の主力級の投手に対応できるようになれるかが課題です。
そのためにはファームではなく1軍で経験を積む必要がありますが現時点ではあまり出場機会を得られていないだけに、まずは限られた出番で結果を残す事が求められます。
昨年は一時期3割を超える打率を記録していただけに、経験を積めば師匠である秋山翔吾選手のような安打製造機になれる可能性を秘めていると思います。

1番打者候補


昨年の野手ドラフトの影響もあり若手外野手の層は厚くなってきました。
特に左打ちの外野手は長打力が魅力の高木渉選手、川越誠司選手、抜群の打撃センスを誇る西川愛也選手など若手有望株が多く、新人の仲三河優太選手もまずまずの結果を残しています。

そんなライバル達に対して鈴木選手の武器は守備走塁面になると思います。
他は守備に難がある選手が多いため守備範囲の広さは十分アピールポイントとなります。

そしてファーム盗塁王を獲得した俊足ももちろん武器ですが盗塁成功率の低さは課題です。
昨年まで1軍で62試合に出場していますが盗塁はまだ1個しか決めていません。
ファームでも入団から3年連続二桁盗塁を記録しているものの成功率は54%、59%、65%となっており物足りなさを感じます。
成功率を高めて1軍でも盗塁を決められるようになるためにはスタートや投手の癖を見抜く技術などを磨く必要がありそうです。

とは言え打撃も走塁も伸び代は十分でリードオフマン候補として期待しています。
近い将来の1番打者の座を若林楽人選手と高いレベルで争い、レギュラーとしてチームを勝利に導くような活躍を見せてくれる事を期待しています。


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期待の若手選手⑨:上間永遠投手


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経歴


上間永遠投手は独立リーグ徳島から2019年ドラフト7位で入団しました。
柳ヶ浦高校から徳島に入団するといきなり最優秀防御率ベストナインを獲得し、わずか1年でNPBからの指名を勝ち取りました。
ドラフト前に右肘を故障していたようで、それが無ければもう少し上位でなければ指名できなかったかもしれません。

将来の先発候補


ルーキーイヤーの昨年は3軍での育成がメインとなり、イースタンリーグでは9試合に登板して未勝利に終わりました。
フェニックスリーグでも突出した成績では無かったため育成にもう少し時間がかかると思っていました。

しかし今春のキャンプでA班に抜擢されると実戦でも結果を残して評価が急上昇しています。
飛び抜けた球威がある訳ではないですが140km/h中盤くらいのストレートと多彩な変化球が持ち味のまとまりのあるタイプで、特に高速シンカーを武器にしています。
更に辻監督も評価しているように若干20歳ながらも落ち着いて淡々と投げておりマウンド度胸も抜群です。
ただし1軍で安定して成績を残すためには更なる制球力の向上や各球種の精度を上げる必要があるかもしれません。

現時点で他の先発候補が結果を出せていないため上間投手も先発ローテーション候補に名前が挙がっています。
とは言えまだシーズンを通して試合で投げた事がなく体力面で課題があるかもしれませんので、いきなりローテを守り続けるのは難しいと思いますし、ファームで経験を積む必要もあるのではと思っています。
それでもまだ高卒3年目にあたる歳ですので経験を積んで近い将来に1軍の先発ローテーション投手として活躍してくれる事を期待しています。


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期待の若手選手⑧:出井敏博投手


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経歴


出井敏博投手は神奈川大学から2019年育成ドラフト1位で入団しました。
高校時代はエースナンバーを着けるも甲子園出場はなりませんでした。
大学進学後は周りのレベルの高さに野球を辞めようと考えたこともあるようですが、3学年上の現ベイスターズ濱口投手の練習への取り組み方などに刺激を受けてプロを目指して練習を続けた結果、見事に育成ながらもライオンズからの指名を勝ち取りました。

支配下登録を目指す


ルーキーイヤーの昨年は主に3軍での育成であまり情報が入って来ず、ファームでの登板も終盤の2試合のみに終わりました。
しかしフェニックスリーグで先発起用されるとエラー絡みの失点で自責点0になった試合も含まれるとは言え、素晴らしい成績を残して3軍育成の成果が伺えました。
3試合 18回 12被安打 7四死球 9奪三振 防御率1.50 WHIP1.06

今年も対外試合で2試合に登板してまずまずの結果を残しています。
まずはイースタンリーグで先発要員として起用されると思いますが、結果を出し続ければライオンズから育成指名された投手として初の支配下登録を勝ち取る可能性も十分にあると思います。

ただしどちらかと言えば打たせて取るタイプのため、1軍でも通用するためにはよりコントロールミスを無くす事と、各球種の精度を更に上げる事が求められると思います。
今シーズン経験を積んで課題克服に努める事で、近い将来に1軍ローテーション投手として活躍する事を期待しています。


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期待の若手選手⑦:岸潤一郎選手


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経歴


岸潤一郎選手は徳島インディゴソックスから2019年ドラフト8位で入団しました。
この年の支配下ドラフトで12球団最後の指名となっています。

高校時代は名門明徳義塾高校で1年から投手としてベンチ入りし、甲子園に4回出場して投打で活躍を見せたスター選手でした。
その後大学に進学したものの怪我などに影響もあり中退し、一度は野球から離れようと思ったようですが、独立リーグの徳島インディゴソックスに入団しました。
独立リーグでは野手に転向し、1年目から盗塁王を獲得する活躍を見せました。

外野のレギュラー獲りへ


ルーキーイヤーの昨年は1軍で5試合に出場し無安打に終わったものの、ファームではまずまずの成績を残しました。
2軍成績:54試合 38安打 4本塁打 21打点 4盗塁 24四死球 28三振 打率.253 OPS.761

特にシーズン中盤以降に調子を上げて9月は打率.382、OPS.962、10月は打率.344、OPS1.024の好成績を残し、シーズン終盤にはファームで4番を打つ事もありました。
もともと投手でしたが高校時代も打撃は良かったため、プロの水に慣れてきた今シーズンは更に成績を伸ばしてくれるのではないでしょうか。
一方で盗塁数が少なく企図数自体も少ない点が物足りないため、判断力やスタートのタイミングなども磨いて欲しいところです。

現状は外野で安定した成績を残しているレギュラーはいないため、今シーズンは岸選手にもチャンスはありますし、レギュラーを獲って欲しい選手でもあります。
年齢的には大卒3年目と同じ歳のため早めに結果を出す事を求められると思いますので、今シーズンの飛躍に期待しています。


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ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。