最小兵選手
滝澤夏央選手は関根学園高から2021年育成ドラフト2位で入団しました。
身長は164cmと球界最小兵選手となりました。
俊足という事で個人的には入団時から足のスペシャリストとして期待しています。
例えばソフトバンクの周東選手やロッテの和田選手のように単独で盗塁を決められる選手になって欲しいと思っています。
終盤の大事な場面で代走に起用されると盗塁でチャンスを広げたり、相手バッテリーにプレッシャーを与えたりできる存在として期待しています。
上々のスタート
体格面を考えると当面は体力強化になると想定していました。
しかし開幕前の練習試合の段階から積極的にファームで実戦起用されています。
打撃面は苦労すると思っていましたが27打数8安打の打率.296と結果を残しています。
全てシングルヒットで内野安打も多い印象ですがセーフティバントも決めています。
多用しすぎても相手に警戒されてしまいますが自分の武器を活かすために考えながらプレーしているのは好印象です。
また打席ではファールで粘る事もできており、3三振に対して5四球を選ぶなどファームレベルとは言えプロの球にもある程度対応できているようです。
首脳陣から評価の高かった守備面も良さそうです。
セカンド、サード、ショートを守っていますが現時点で失策は1個と高卒ルーキーとしては安定した守備を見せているのではないでしょうか。
一方で期待していた走塁面では1盗塁に対し4盗塁死と苦戦しています。
投手との駆け引きやスタートのタイミング等を今後向上させていく必要がありそうです。
高卒ルーキーながらも現時点ではファームで一定の成績を残せています。
足のスペシャリストとして期待していた滝澤選手ですが順調に成長できれば数年後には1軍のレギュラー争いにも加われるのではと期待しています。

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