プロスペクト

三振を量産も圧倒的なパワーも見せつけるロマンの塊ガルシア選手

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育成外国人選手


​​​今季から加入した育成のガルシア選手は開幕を二軍で迎えました。
しかし15試合で打率.218、1本塁打と低迷し更に55打数で24三振を喫するという打撃の粗さもあり4月末からは三軍戦に出場しています。

三軍でも6試合に出場し27打数のうちほぼ半数の13三振を喫しています。
一歩で打率は3割を超えており9安打のうち二塁打2本、本塁打3本と半数以上で長打を放っています。

出場試合数が少ないため打率が高いのは一過性かもしれません。
それでも独立リーグやクラブチーム相手では三振はしながらも甘い弾はしっかり捉えられているのは好材料だと思います。
何よりもバットに当てる事ができれば遠くに飛ばす事のできる圧倒的なパワーはやはり大きな魅力です。

もちろん三軍でも三振が非常に多いため一軍でも通用するレベルになるためには時間がかかりそうです。
それでも球団としては長期的なスパンの育成を計画しており少しずつ確実性を高めていければと思います。


ガルシア選手はスイッチヒッターという事で黄金期を支えたデストラーデ選手のように左右両打席から本塁打を量産できるような選手に成長して欲しいところです。
そのためにもまずは三軍で圧倒的な成績を残した上で、今季中には再び二軍での出場機会を増やした上である程度の結果を残せるようになって欲しいです。


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三軍でスケール感の大きさを発揮し始めた成田投手

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高卒ルーキー


​​​9日の三軍戦で成田晴風投手が三者連続三振を奪う快投を見せました。
身体作り等を中心に行なっているためかここまで3試合3イニングのみですが許したランナーは四球による1人のみで無失点に抑えています。

高卒ルーキーながらも9日の試合でストレートは最速153km/hを記録し、更にキレのある変化球でも空振りを奪っていました。
ドラフト時点ではネット上の有識者などは下位指名想定という評価が多かったですが、その中でライオンズが4位で指名したのも頷ける投球内容でした。

ただし三振は奪いつつも高めに外れた速球や低めに外れた変化球を打者が振ってくれたという側面もあったため制球面にはまだ課題が残るかもしれません。
それでも逆に言えば打者が手を出してしまうほどキレのあるボールなのだと思います。

今後身体ができてくれば更に球速や変化球の精度も増してくると思います。
既に先発を経験している杉山遥希投手に対して1イニングのみの登板が続いているため当面はリリーフで育成するのか徐々にイニング数を伸ばして先発として育成するのかはまだ分かりませんが、このままスケール感大きく成長して近い将来には一軍の打者を力でねじ伏せられるような投手となって欲しいです。


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三軍で選球眼の良さをアピールも長打も増やしたい野村選手

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選球眼


​​​2年目に野村和輝選手が三軍でまずまずの成績を残しています。

4安打の固め打ちを行った試合もあり現時点で打率3割を超えています。
更に安打数を上回る四球を選んでおり出塁率は5割という高い数字を残しています。
昨オフに参加したアジアウィンターベースボールリーグでも四球が多かった事から選球眼は良いものを持っているのではと思います。

一方で打撃面では4日の試合で今季初本塁打を放ったもののそれ以外は全てシングルヒットとなっています。
ドラフトでの指名時には逆方向にも大きな当たりを打てる日本人離れしたパワーが魅力という評価でしたが昨年もあまり本塁打は打てておらず、現時点では実戦でパワーを発揮できていない状況です。

年齢的にはまだ高卒3年目の年代とまだ若くまずは打撃の確実性を高めている段階かもしれません。
それでも次世代の大砲候補が少ないチーム状況のためなんとか長距離打者として大成して欲しいです。

育成として節目となる3年の間に支配下登録を勝ち取り一軍争いに加わるためにもまずは選球眼を維持しつつ三軍で長打を増やして二軍での出場機会を得たいところです。


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制球力を武器に1年目から三軍で好投を見せている杉山投手

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高卒ルーキー


​​​ドラフト3位ルーキーの杉山遥希投手は開幕前の練習試合では崩れた試合もありました。
しかし三軍では高卒ながらもここまで3試合に登板して防御率0.69という好成績を残しています。

特筆すべき点はやはり13イニングを投げて四球2個(死球1個)という制球力の高さでしょうか。
昨年のドラフト候補のボールを実際に受けたスポーツ紙の記者が大学を含めた投手の中で制球力ナンバーワンと評していた記事もありましたがそれを裏付ける成績となっています。

加えてイニング数を上回る三振を奪えているにも魅力です。
7イニングを投げた試合では3奪三振でしたが残り2試合は4イニングで5奪三振、2イニングで4奪三振と短いイニングであれば出力を上げて投げられるのかもしれません。

杉山投手自身は1年目から一軍で投げたいと意欲を見せていましたがまずは身体作りも必要でしょうし、球速や変化球の精度なども上げていく必要があると思います。
それでもこのまま結果を残し続ければシーズンの最後には一軍デビューのチャンスを得られるかもしれません。

かつて横浜高校からライオンズに入団した松坂大輔投手、涌井秀章投手はチームだけでなく球界を代表するエースとして活躍しました。
杉山投手も制球力を維持しつつ更にスケール感大きく成長し近い将来の左腕エースとなってくれる事を期待しています。


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三軍で圧倒的な成績を残しつつある村田選手!このまま着実な成長に期待!

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伊勢のガリバー


​​​ルーキーの村田怜音選手が三軍で打率.432、OPS1.162と好成績を残してます。

ただし三軍戦が始まってからしばらくは打率2割台で推移していました。
しかし直近の4試合で17打数10安打の大暴れを見せて打率を上げてきています。

更にそれまで1本だった二塁打を4試合で4本、本塁打も実戦初を含む2本を放つなど長打も増えているのも好材料だと思います。
その本塁打もライトとセンターに放ったもにであり無理に引っ張らなくてもスタインドインさせる力があるのはやはり大きな魅力です。
段階的に成績を伸ばしており少しずつプロにも慣れてきて着実に成長してきているように思えます。

プロ入りから順調にきている村田選手ですが本人もコメントしているように大学が高いレベルのリーグではなかったため150キロ以上の速球に対しては経験も少なく課題を残しています。
更にプロは変化球の精度も高いと思いますのでそちらの見極めも必要になると思います。

課題である高いレベルの投手に対応していくためには二軍でNPBの投手を相手に実戦経験を積む必要があるのではと思います。
ただし三軍で圧倒的な成績を残し始めたのはまだ最近ですし、25日の試合では実戦で初めてサードでスタメン出場するなど守備面も含めてまで三軍で育成となるかもしれません。

それでも体験的に出場した試合で4安打を放つなど二軍でも通用する可能性は見せています。
まずは三軍ではもうこれ以上学ぶことは無いと首脳陣に思わせるような圧倒的な成績を残した上で今度は二軍で経験を積み、シーズン終盤には一軍デビューを飾ってくれる事を期待したいです。

【追記】
27日のイースタンリーグで村田選手がスタメン起用されました。
ここから二軍が主戦場になるかは分かりませんが結果を残してアピールしたいところです。


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ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
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