チームリーダー
石毛宏典選手は1980年ドラフト1位でライオンズに入団しました。
1年目からショートのレギュラーの座を奪い取り新人王を獲得します。
以降も現役時代前半は主に1番ショート、後半は6番サードとしてレギュラーに定着しシーズンMVPを1回、ベストナインを8回、ゴールデングラブ賞を10回獲得します。
また新人類と呼ばれた若手などクセが強い選手が多い中でチームリーダーとしても黄金期を支えました。
しかし前年より成績を落とした1994年オフに退任した森祗晶監督の後任として引退、監督就任を打診されたためFA権を行使してダイエーに移籍してしまいます。
結局ダイエーでは故障もあり目立った成績を残せず1996年限りで引退しました。
チームリーダーとしての働きを評価されての監督打診だったかもしれませんが選手としてもまだ結果を残していただけにライオンズに残れていれば2000本安打の可能性もあったかもしれません。
引退後はダイエーの二軍監督を経てオリックスの監督に就任しました。
しかし成績は大きく低迷し2年目のシーズン序盤で解任されるなど指導者としての資質を疑問視される結果となってしまいました。
それでもその後は四国アイランドリーグの立ち上げに尽力しており日本に独立リーグを根付かせた立役者となりました。
現在は野球解説者などを務めています。
OB戦ではプレー面ではなくチームリーダーとして大きな檄を飛ばしてくれる事も期待したいです。
NPB通算成績:1796試合 6472打数1833安打236本塁打847打点 828四死球 243盗塁 打率.283
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