思い出の試合

思い出の試合:2018年オールスターゲーム

IMG_1475

オールスターゲーム


今年はメットライフドームでオールスターが開催されるという事で、今回もオールスターゲームの思い出を書いてみます。

第1戦


2018年のオールスターゲームにライオンズからはファン投票で菊池雄星投手、森友哉選手、山川穂高、浅村栄斗選手、源田壮亮選手、秋山翔吾選手、監督推薦で外崎修汰選手が出場しています。

京セラドームで開催された第1戦は初回に秋山翔吾選手松坂大輔投手から先頭打者ホームランを放ち1点を先制します。
史上10度目、秋山選手自身2度目のオールスター先頭打者ホームランとなりました。
更に1点を追加した後に森友哉選手が3ランを放ち初回から一挙5点を先制します。

しかしパリーグ先発の菊池雄星投手は初回を三者凡退に抑えるものの、2回には3本のホームランを浴び3点を返されます。

その後更に同点に追いつかれたものの6回にデスパイネ選手山川穂高選手のタイムリーで2点を勝ち越すと、セリーグの反撃を1点に抑え逃げ切ったという試合でした。

MVPは2安打3打点の活躍を見せた森友哉選手が獲得しています。
ライオンズの野手としては中村剛也選手以来7年振りの受賞となりました。

第2戦


藤崎台県営球場で開催された第2戦は一転して投手戦となり4回まで0行進が続きました。

しかし5回に源田壮亮選手が先制タイムリーを放ち均衡を破ると、更に1点を追加します。
4-0とリードを広げた8回には浅村栄斗選手がダメ押しとなるタイムリーを放ち勝負を決めました。

MVPには先制タイムリーを放った源田壮亮選手が獲得しています。
更に2安打1打点の浅村選手も敢闘選手賞を受賞しました。

MVP独占


この年は森友哉選手、源田壮亮選手のライオンズ勢でMVPを独占しました。
ライオンズ選手によるMVPの独占は1987年の石毛宏典選手、清原和博選手が受賞して以来31年振りとの事です。
また森選手は翌2019年にもMVPを獲得しています。

そしていよいよ今日16日はメットライフドームでオールスター第1戦が開催されます。
ライオンズからは8選手が選ばれていますのでMVP級の活躍に期待したいです。

思い出の試合:2016年7月15日 オールスターゲーム

IMG_1457

オールスター第1戦


今年はメットライフドームでオールスターが開催されるという事で、今回もオールスターゲームの思い出を書いてみます。

2016年のオールスターゲーム第1戦はヤフオクドーム(当時)で開催されました。
ライオンズからはファン投票で牧田和久投手、炭谷銀仁朗選手、浅村栄斗選手、秋山翔吾選手、監督推薦でメヒア選手、栗山巧選手が出場しています。

栗山選手は2008年からレギュラーを獲得し最多安打、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得していましたがオールスターとは縁が無くプロ入り15年目での初出場となりました。

第1戦はベンチスタートとなり7回の守備から登場します。
そしてパリーグが3点リードされた9回無死1塁の場面で打席に入ると、オールスター初打席で見事に2ランを放ちました。
初打席ホームランはNPB史上16人目の記録で、この1打で敢闘選手賞を獲得しています。

翌日の第2戦はスタメン出場で2安打を放っておりヒットメーカーとしての本領を発揮したオールスターとなりました。

残念ながら栗山選手は今年のオールスターに選ばれませんでしたがライオンズからは8選手が出場するため、MVPを獲得するような大活躍を見せて欲しいです。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑ポチッとして頂けると嬉しいです


思い出の試合:1997年7月23日 オールスターゲーム

IMG_1428

オールスター第1戦


今年はメットライフドームでオールスターが開催されるという事で、今回もオールスターゲームの思い出を書いてみます。

1997年のオールスターゲーム第1戦は大阪ドームで開催されました。
ライオンズからはファン投票で松井稼頭央選手、監督推薦で西口文也投手、石井貴投手、豊田清投手、高木大成選手、伊東勤選手、鈴木健選手が出場しています。

この試合では初のオールスター出場となった松井選手が躍動します。
まず3回に内野安打で出場するとすかさず二盗、三盗を決めます。
更に5回にもヒットで出塁するとまたも二盗、三盗を決めオールスター新記録となる1試合4盗塁に加え、史上初のオールスター1試合2度の三盗を記録しました。
更にこの4盗塁は全て圧倒的な盗塁阻止率を誇っていた古田選手から決めたもので、売り出し中だった松井選手の名前を一気に全国区に押し上げたオールスターとなりました。

なお第2戦でも雪辱に燃える古田選手から1盗塁を決め、1シーズンで計5盗塁のオールスター新記録も樹立しています。

この勢いのまま松井選手はこの年自身初となる盗塁王を獲得し、球界を代表するスター選手へと成長しました。
今年のオールスターでもライオンズの選手が大活躍する姿を見せて欲しいです。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑ポチッとして頂けると嬉しいです


思い出の試合:1996年7月20日 オールスターゲーム

IMG_2601

オールスター第1戦


1996年のオールスターゲーム第1戦は福岡ドームで開催されました。
ライオンズからはファン投票で清原和博選手、監督推薦で西口文也投手、伊東勤選手が出場しています。

試合は1回にイチロー選手の先頭打者初球ホームランを放つと、5番ブリトー選手にも2ランが飛び出しパリーグが3点を先制します。
6回に同点に追いつかれますがその裏に初芝選手のタイムリーで1点を勝ち越すと、代打山本選手に3ランが飛び出しました。
その後は9回のセリーグの反撃を1点に抑え7-4でパリーグが勝利しました。

この試合を現地で観戦しておりいきなりのイチロー選手の1発には興奮しました。
また前年までホークスに在籍していた山本選手は古巣福岡ドームでの劇弾でMVPを獲得しヒーローインタビューで涙する姿は観客の感動を呼ぶなど見どころの多い一戦となりました。

なおライオンズの選手の成績は4番で出場した清原選手は2安打1四球の活躍を見せ、8番で出場した伊東選手は2打席凡退したところで交代となりました。
ちなみに第2戦では清原選手がMVPが獲得しお祭り男の本領を発揮しています。

今年のオールスター第1戦はメットライフドームで開催されます。
出場選手は今後発表となりますが出場が決まった選手達には本拠地で躍動する姿を見せて欲しいです。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑ポチッとして頂けると嬉しいです


思い出の試合:2015年9月27日 千葉ロッテマリーンズ戦

IMG_1291

稀哲さんに回せ!


前にも少し触れた試合ですが改めて書いてみます

この試合はファイターズ、ベイスターズで活躍し2014年からライオンズに加入していた森本稀哲選手の引退試合となりました。

ベンチスタートとなった森本選手森友哉選手との交代で8回表の守備から登場します。
打順は7番に入りましたがこの時点でライオンズはリードしており、8回裏の攻撃は1番からだったため森本選手に打席が回らない可能性は低くなっていました。

当時チームはCS争い中で僅差の展開だったためこのような起用となったようです。
しかし引退試合なだけにもう少しうまい起用はできなかったのかとテレビで観戦しながら思ってしまったのを覚えています。

森本選手自身も自分には打席が回ってこないと思っていたようです。
しかし8回裏の攻撃が始まるとベンチから「稀哲さんに回せ!」の声が上がります。

すると先頭の秋山翔吾選手が2塁打、2番の渡辺直人選手が死球で出塁します。
3番の浅村栄斗選手はバントを試みると相手の悪送球で1点を追加します。
更に4番の中村選手は犠牲フライを放ち更に1点を追加しました。

そして1死1塁の場面で5番のメヒア選手が打席に入りますが、打球はゲッツーにおあつらえ向きのサードゴロとなり万事休すと思われました。
しかしメヒア選手は普段見せないほどの全力疾走で1塁はかろうじてセーフとなります。
続く6番の栗山巧選手は粘りを見せ際どい判定もあったものの四球を選びました。

こうして味方打線の粘りで打席が回ってくる事が決まった瞬間、ネクストバッターズサークルの森本選手からの目からは大粒の涙が溢れ出していました。
その光景を中継で見ながら同じく涙が出てきてしまいましたし、今でも思い出すと目が潤んでしまいそうになるほどのシーンでした。

結局森本選手はサードゴロに倒れましたが最後に打席に立てて本当に良かったと思います。
明るいキャラクターとパフォーマンスが売りの選手でしたが野球への姿勢は真剣でしたし、ベンチから自然に声が上がりメヒア選手も全力疾走でなんとか打席を回そうとするなど、ファンだけでなくチームメイトからも慕われた選手だったのだなと感じた引退試合となりました。

そしてこの年はチーム自体が低迷していたシーズンでしたが、この試合で見せた一体感をシーズン序盤から出せていれば優勝争いにも加われたのではと思えたほどの試合でした。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑ポチッとして頂けると嬉しいです


スポンサードサイト
Twitter
ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
カテゴリー
お問い合わせ
PVアクセスランキング にほんブログ村