リードオフマン候補
5年目のシーズンを迎える長谷川信哉選手ですが、同じ右打ち外野手で同学年のルーキー渡部聖弥選手が入団した事もあり春季キャンプでのメディア露出等はあまり多くありません。
しかし9日に行われたランチ特打では柵越えも放つなどやはりツボにはまった時のパンチ力は魅力です。
ルーキーイヤーにはオリンピック期間中のエキシビジョンマッチでは当時中日のマルティネス投手から本塁打を放っており、一軍でも二桁本塁打を放つ力はあると思います。
更に昨年10盗塁を決めた足も持ち味で今年は20盗塁を目標に掲げています。
それだけにパンチ力もあり足も使える理想的なトップバッターに成長して欲しいという期待があります。
ただしそのためにはやはり昨年も打率1割台に低迷した打撃面の向上が求められます。
パンチ力があっても率が低ければ本塁打も伸びませんし、盗塁を決めてチャンスを広げるためには出塁率を高める必要があります。
昨年はシーズン26四死球のうち9月以降で14個を選ぶなど出塁率向上の兆しを見せました。
その状態は維持しつつ今年は打撃の確実性を高めていきたいところです。
オフには自ら動作解析に通い回転軸の見直しを行うなどなんとか現状を打破しようという意欲も見えました。
それだけに今後のキャンプやオープン戦で他の外野候補に負けないアピールを続けてチームの穴である1番打者を埋める存在となってくれる事を期待しています。

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