レギュラー争い
ここ数年の課題である外野手は今年もレギュラーを固定できませんでした。
それでも昨年より成長を見せつつある選手もいます。
直近では蛭間拓哉選手、ペイトン選手、西川愛也選手がスタメン起用される機会が増えています。
蛭間選手はクリーンアップで起用されて素質の片鱗を見せているだけにこのまま我慢して起用したい選手です。
ただし9月に入り成績が下降気味なだけにこのまま低迷する事なく踏み留まりたいところです。
ペイトン選手は9月の月間打率は3割を大きく超えるなど好調です。
ヒットが全てシングルヒットなのは物足りないものの四球も選べていますし、即戦力の外国人選手の獲得が難しくなっている中で来季の残留に向けたアピールを続けたいところです。
西川選手は無安打記録をようやくストップさせると今季はプロ初本塁打、更にはデビュー戦以来のタイムリーを放つなど結果を残しつつあります。
守備力も高いだけに持ち前の打撃センスの高さを更に発揮して欲しいです。
14日の試合ではスタメン起用された愛斗選手、岸潤一郎選手が結果を残しました。
愛斗選手は変化球の見極めという明確な課題がありますが直近の2試合では改善傾向が見えました。
外野守備は球界でも屈指なだけにこの状態を継続できればレギュラー争いに加われそうです。
岸選手はパンチ力のある打撃は魅力ながらも打率は2割を切っています。
しかしサヨナラ負けを防ぐためにセンターゴロを狙うなど野球脳の高さや諦めない姿勢を強く見せているだけに更なる成長が期待されます。
他にも今年キャリアハイの安打数を記録している鈴木将平選手、膝の故障からの完全復活を目指す若林楽人選手、プロ初本塁打を記録した長谷川信哉選手、昨年のイースタン本塁打王である高木渉選手などがファームで実戦経験を積んでいます。
素質の高い選手は多いだけに残り試合で切磋琢磨して来季の外野争いを一方リードするような選手が現れて欲しいです。

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