ドラフト史

福大大濠・柴田獅子投手の指名はあるか?過去のドラフト候補だったレオ選手は?

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ドラフト候補


福大大濠高校のエース柴田獅子(レオ)投手は今年のドラフト候補です。
ライオンズファンだった祖父の影響でつけられた名前のようです。

過去にもレオという名前を持つドラフト候補達がいました。

2008年には報徳学園の左腕、近田玲王投手が注目選手の1人でした。
下級生時から注目されていたものも一時イップスに陥るなど3年次はやや伸び悩み、ドラフト3位でソフトバンクに入団しました。

しかしプロ入り後は一軍登板を果たせず2012年限りで退団となってしまいました。
以降はJR西日本を経て現在は京都大学野球部の監督を務めています。

2017年には日大三高の金成麗生選手が上位候補として名前が上がっていました。
左投左打で投げては最速150km/h、打っては高校通算29本塁打と投打で注目されていました。

しかし最終的に社会人経由でのプロ入りを目指しプロ志望届を出さずにトヨタ自動車に入社しました。
その後は目立った活躍を見せられず現在も同社に在籍しています。

今年の柴田獅子投手は6日の夏の甲子園予選で5回をノーヒットに抑える快投を見せました。
ライオンズは野手ドラフトが予想されるため今後も好投を続けて評価が上がるとライオンズとは縁が無い選手となってしまうかもしれません。

それでも昨年は村田怜音選手を獲得しましたが、今年はレオ選手の獲得となるか注目したいところです。


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ライオンズ育成出身選手初となる先発登板が近づく菅井投手

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育成入団選手


2日に菅井信也投手が支配下契約を結びました。

育成ドラフトで指名された野手はこれまで藤澤亨明選手、水口大地選手、戸川大輔選手、齊藤誠人選手、中熊大智選手と現役の高木渉選手、長谷川信哉選手、古市尊選手、滝澤夏央選手が支配下登録を勝ち取っています。
そして水口選手が育成出身選手としての初安打、初盗塁、戸川選手が初本塁打を記録しています。

一方で投手は野手より指名人数が少なかった事もあり赤上優人投手、水上由伸投手、豆田泰志投手に続いて菅井投手が4人目の支配下登録選手となります。
投手では水上投手が育成出身選手の初勝利、初ホールド、初セーブを記録しているだけでなく新人王、更には最優秀中継ぎのタイトルを獲得しています。

なお水上投手、豆田投手はここまでリリーフでの登板のみのため菅井投手が予定通り交流戦で先発デビューとなればライオンズ育成出身投手初となる先発登板を果たす事になります。
過去には大窪士夢投手、出井敏博投手は二軍では先発経験があるものの支配下登録を勝ち取れず、赤上投手は二軍で先発として好成績を収めて支配下登録を勝ち取ったものに一軍登板の機会が無いまま育成再契約となっています。

菅井投手渡辺久信GMが登板予定は決まっていると明言し既に一軍練習にも合流しておりデビューは間違いないだけに、先発としてしっかり試合を作って初登板初先発初勝利を達成してくれる事を期待したいです。


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ドラフト1位競合史:黄金期のチームリーダーを引き当てた1980年

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ドラフト位競合


西武ライオンズとなってからドラフト1位指名で競合した年の抽選結果と指名選手の成績を振り返ってみたいと思います。

6球団競合


1980年ドラフトでお膝元プリンスホテルの石毛宏典選手を指名しました。
プロ拒否から一転ライオンズからの1位指名の場合のみプロ入りという密約を感じさせる姿勢を見せましたが、阪急との競合の結果見事にライオンズが交渉権を獲得しています。

抽選を外した阪急は川村一明投手を指名しました。
各選手のNPBでの通算成績は以下のようになっています。

石毛選手1796試合 打率.283 236本塁打847打点243盗塁
川村投手:入団せず

石毛選手は1年目からショートのレギュラーに定着し新人王を獲得する活躍を見せます。
以降も黄金期のショート、サードのレギュラーとして打撃タイトルの獲得はなかったもののシーズンMVPを1回、ベストナインを8回、ゴールデングローブ賞を10回獲得しました。
更に大学時代に主将を努めていた経験からチームリーダーとして黄金期の個性的な選手達をまとめ上げており、抽選で引き当てる事ができたのは非常に大きかったと思います。

一方で川村投手は入団を拒否してプリンスホテルに進み、1983年ドラフト4位でライオンズに入団しています。
またこの年のドラフトでは他球団から指名した高山投手、瀬戸山選手もプリンスホテルに進んでおり当時の堤オーナー、根本監督の力を感じてしまいます。


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来季は現役全選手がレギュラーに定着する可能性を秘めた2016年指名選手

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2016年指名選手


2016年ドラフト指名選手は2位の中塚駿太投手が退団し5選手がライオンズに在籍しています。

3位の源田壮亮選手、5位の平井克典投手は1年目から一軍に定着しています。
源田選手ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得するなど不動のレギュラーとして活躍しています。
来季もキャプテンとして攻守でチームを牽引して欲しいです。

5位の平井投手も好不調の波はありながらもリリーフとして登板を続けています。
FA権を行使して残留した来季もリリーフ陣のリーダーとして活躍してくれると思います。

1位の今井達也投手は制球難から時間はかかりつつも先発ローテに定着しました。
今季は初の二桁勝利を挙げただけに来季はエース球の投球を期待したいです。

そして4位の鈴木将平選手、6位の田村伊知郎投手も今季1軍で光るものを見せました。
鈴木選手は打率はやや物足りなかったものの試合数、安打数はキャリアハイの数字で更に盗塁は10個決めて失敗は0と足でもアピールしています。
来季は正念場の1年となる一方で外野の定位置を獲得できる可能性もあると思います。

田村投手は中盤までは一軍では結果を残せなかったものの終盤は安定した投球で勝ちパターン入りを果たしました。
来季は開幕から順調であれば守護神の候補となりそうです。

来季は各選手が怪我なく更に鈴木選手、田村投手がもう1ランクレベルアップできれば全員がレギュラーに定着できる可能性を秘めています。
年齢的にもチームの中心になって欲しい年代ですしこの年は神ドラフトだったと呼ばれるよう更なる活躍を期待したいです。


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背番号変更に育成契約と5年目で正念場を迎えた2019年ドラフト指名選手

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2019年指名選手


2019年のドラフトでは支配下8選手、育成1選手が指名されました。
このうち3位の松岡洸希投手は昨年の現役ドラフトで日本ハムに移籍し、育成1位の出井敏博投手は今季限りで引退し打撃投手に転身しました。

1位の宮川哲投手、2位の浜屋将太投手は共に今オフに背番号が大きくなりました。
今季は先発に転向した宮川投手は1勝に終わり、浜屋投手は一軍登板がありませんでした。
ドラフトで多くの投手を指名しただけに来季の一軍登板に向けては猛アピールが求められそうです。

5位の柘植世那選手、8位の岸潤一郎選手は一軍で起用されました。
しかし柘植選手は肘の故障もあり古賀悠斗選手に遅れを取りましたし、岸選手も勝負強さを見せたものの安定した結果は残せていません。

7位の上間永遠投手はトミージョン手術を受けて一昨年オフに、4位の川野涼多選手と6位の井上広輝投手は今オフに育成再契約を結びました。
川野選手は今年は三軍が主戦場でしたが内野はやや層が薄いだけにアピール次第では早期の支配下復帰もあるかもしれません。
一方で上間投手井上投手はまずはファームで継続して結果を残す事が求められそうです。

来季はまだ5年目ですが正念場となった選手たちも多いだけに巻き返しを期待したいところです。


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ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
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