異色の経歴
先日の秋季キャンプで武藤幸司打撃投手がBPとして最後の投球を終えました。
武藤打撃投手は高校卒業後に西濃運輸に入社しますが、その後九州産業大学に入学しドラフト候補となったものの指名が無く台湾球界入りした異色の経歴の持ち主です。
2003年からライオンズに打撃投手として入団し、そこから20年間打者に対して投げてきた球数はとてつもない数になると思います。
現役時代に打撃練習で投げて貰った赤田将吾コーチ、高山久コーチはコントロールが良く打ちやすいボールだったと評しました。
打撃投手にとっては最大限の賛辞だと思います。
最後の打撃練習では川野涼多選手、山野辺翔選手に対して投球を行い、練習後には最後に投じたボールが渡され選手による胴上げも行われました。
そして一連の様子が球団のYoutubeで公開されており球団や選手がチームスタッフをリスペクトし良い関係を築けているのだとかんじました。
今後もチームに残り兼任だった査定担当に専任するとの事ですので、今後も立場は多少違えどライオンズに貢献してくれる事を期待しています。
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